ART

ガーナのごみ×アートで
社会課題の
解決を
MAGOが見い出した未来

貧困国のごみをアートにしてその資金をもとにガーナで事業を立ち上げたMAGO。今や世界中で多くの協力者を得ながら、ガーナでの事業が着々と進んでいます。

経緯といきさつ

MAGOのアートについて

MAGOのアートは、ゴミ（廃棄物）を使った特異な作品にもかかわらず、1億円の値が付くこともあるほど、その価値が認められています。なぜなのか。それは、MAGOのアート作品を購入する人たちの多くは、MAGOの活動に共感していただいているからです。

MAGOの報酬は売上の5％にして、
残りはガーナ事業の資金に

MAGOはこれらの事業の資金源にすべく、作品を作り続けていますが、MAGOの報酬は売上の5％と決めています。MAGOの売上は2021年で年間8億円にまで達しました。しかし、その売上のほとんどをガーナ事業の資金として、ガーナでの社会課題の解決に取り組んでいく方針です。

MAGOが解決したい社会課題

MAGOがアート事業を通じて解決したい社会課題は次の4つです。
・貧困国のゴミ問題を解決する
・大気汚染の状態から空気をきれいにする
・スラム街の人々の雇用を生み出す
・子どもが教育を受けられるようにする

MAGOの絵が売れれば売れるほど、ガーナでの事業が活性化し、社会貢献につながります。

ガーナのゴミ問題を解決する

ガーナのスラム街、アグボグブロシーや近郊の海岸沿いには先進国からの大量の廃棄物が投棄され、ガーナの人たちはゴミの問題に悩まされています。
大気汚染での生活のため病気になり、早逝する

この現状をなんとかするため、彼らが大気汚染を進めるゴミを燃やさなくても生活でき、きれいな空気の中で暮らせる環境を提供したいと考えています。
スラム街の人々の雇用を生み出す

スラム街の人たちが大気汚染を促し、体にも有害なゴミを燃やす仕事をしなくてもいいよう、人々の雇用を生み出します。
子どもたちが教育を受けられるようにする

ガーナのスラム街では、子どもたちが十分な教育を受けられないのが現状です。そのため、私立の学校創立や教員スタッフの配置をして、教育や雇用を生み出したいと考えています

アートを資金源に現地で
立ち上げた
活動

MAGOがアート事業を通じて行なっている活動。
・リサイクル工場
・農園
・EV
・教育（学校）
・アートギャラリー
・サッカー事業

リサイクル工場

ガーナで2021年、リサイクル工場を設立。アグボグブロシーで回収した廃棄物をブロックにして建材として製造したり、別の事業で展開しているEVバイクの部品を製造したりしています。
農園

ガーナで大気汚染に悩まされてきた人たちが澄みきった空気のもと、安定して働くことができるよう、農園事業を立ち上げました。
EV

ガーナ人はバイクが好きなので、彼らが誇りを持って生き生きと楽しく働ける事業を生み出したいと、バイクや公共バスなどを製造・販売するEV事業を立ち上げました。
アートギャラリー

リサイクル工場の隣にアートギャラリーを開設。スラム出身のアーテイストの育成やプロデュースを行い、全世界のMAGO GALLERYや美術館、百貨店で展示販売を実施。
ビーチクリーニング

アクラ近郊のビーチに大量のアパレル製品が投棄されている現状を受け、海岸清掃を目的とした「ビーチクリーンプロジェクト」を開始。回収品は炭化装置で1/200に圧縮され、60%の生成カーボンを使用した建材ブロックを開発。さらに、このカーボンからダイヤモンドの生成にも成功し、現在商品化を進めている。
教育（学校）

ガーナで無料で学べる私立学校を設立し、スラム街の子どもたちが通っています。現地の教員を雇用しており、アートを学ぶ授業もあります。
サッカー事業

MAGOがアグボグブロシーを初めて訪れた際、“貧しい家に生まれてもサッカー選手になれたら億万長者になれる可能性がある”と耳にしたことがきっかけで、その選択肢を増やすことを夢見てアーティスト養成のスーパースターズプロジェクトが2019年に始動。

そして、2024年度より、満を持して自分たちでもサッカーチームを作って世界に挑戦しよう！という熱い想いで今着々と準備を進めている。