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ガーナ
ゴミ山の前にぽつんとたたずむ子供の写真を経済誌で見たことが、運命のターニングポイントでした。
日本をはじめとする先進国が投棄した電子機器の墓場が発展途上国に多く存在し、MAGOが訪れた⻄アフリカにあるガーナの首都、アクラのアグボグブロシーもそのひとつでした。
スラム街の住人は電子ゴミを燃やすことで得られる金属を売り、1日500円程度の賃金を得ているものの、廃棄物に含まれる有毒物質に蝕まれ、若くして命を落としている人が多いと言われています。
2017年6月、初めてその地に赴き、東京ドーム30個分を超えるスラム街で目にした果てしなく広がるゴミの荒野に強烈な衝撃を受けたMAGOは、アートの力でこの真実を先進国に伝える決意をします。
ゲーム機のコントローラーやテレビのリモコン、パソコンのマウスやキーボードなど現地のゴミをキャンバスに貼り付け、油絵を施す。
“世界最悪の電子機器の墓場”にリサイクル工場を建設することを目指して、「ガーナ」シリーズの制作をスタートしました。
月
2015年に起きたパリ同時多発テロの直後、現地に赴いたMAGO。その惨劇に強い悲しみと恐怖を覚えると同時に、これまで自身が描いてきた“戦争反対”を表現する作品に落胆し、創作活動ができなくなっていました。
そんなある日のパリの夜、ふと見上げた闇夜に浮かぶ満月を見たとき、心が穏やかになるのを感じたMAGOは、「このような瞬間を人々に届けることができれば、ひとりひとりの心が和み、それはやがて世界を包み、平和になるのではないか。」と考えます。こうして、“世界平 和”の願いを込めた「月」シリーズが誕生しました。
描かれている蝶には、”バタフライ・エフェクト”(蝶の羽ばたきは地球の裏側のトルネードを引き起こす可能性があるというカオス理論)という言葉があるように、蝶が夢を思って活動し、やがて平和という渦ができることを願う、MAGO自身の姿を重ねています。
「月」シリーズの作品は、地元福井の越前和紙に、墨や金銀泥、クリスタルを重ねて描かれています。
小豆島
2021年7月、“アグボグブロシーが一掃プロジェクトにより消失した”というニュースが飛び込んできました。
コロナ禍でガーナへ訪れる機会を失っていたMAGOは、“なんとか焼き場の失業者たちに新しい仕事を提供できないか”と考え、酸素を作る事業 = 農業の展開を思いつきました。
今後、ガーナに広大な土地を購入し、スラムで農業をやりたい人々を集めた新しい村で、オリーブやモリンガなどを主軸とした製品をつくれば、サステナブルな好循環が生まれると考えたのです。
そして2021年8月、オリーブ栽培の勉強のために小豆島を訪問。
瀬戶内海の穏やかな美しい海原、しかしふと足元を見ると、そこにはたくさんのプラスチックやシーグラスの破片がありました。「ガーナにも、日本の美しい島にも沢山の投棄ゴミがある。私たちは同じ星に住んでいて、この星は一つで繋がっている。」と再認識したMAGOは、自身の目に映る、小豆島に住む妖精や生き物を、投棄物を使いアートで表現します。
新世界
2020年、世界同時多発的に発生した新型コロナウイルス感染症拡大により、突如一変した私たちの生活。古い概念を捨て、新たな思想を築くことを迫られました。
”ニューノーマル”という新しい概念思想と、新しい社会思想をまとった未来予想図をお届けします。
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